2022/02/18オレンブルク国際映画祭 「観客グランプリ特別賞」受賞!
8月23日~8月28日にロシア・オレンブルクで開催された第12回オレンブルク国際映画祭のコンペティション部門において本作が「観客グランプリ特別賞」を受賞しました!
参加作品65本の中から観客の投票で決まる人気投票で本作は1位を獲得し、受賞となりました。授賞式では原作者である、田中和彦さんが金のライオン像のトロフィーを手に受賞スピーチ!
「1904年から2年間、両国が戦争をしていた時、ロシア兵捕虜収容所の第1号が松山にできました。兵士の傷を癒す道後温泉があるからです。あれから100年以上、今も松山市民がロシア兵墓地を大事に供養しているのは、それが日本の「真心」だからです。戦争中に生まれた「友情」や「愛情」がテーマになっていますが、この映画で知ってほしいのは、そんな日本の真心です。」
本映画祭において日本映画としての初受賞を飾りました。
また受賞にあたり主演の阿部純子さん、井上監督よりコメントをいただいております!
阿部純子
この度は「観客グランプリ特別賞」を頂き、ありがとうございます。ロシアと日本の歴史に基づいた、この作品。ロシアの方々にどのように届くだろうか、と思いを馳せていました。まさか、「観客グランプリ特別賞」というプレゼントまで頂くなんて・・!感謝の気持ちでいっぱいです。オレンブルクの皆様と映画を通して繋がる事ができた事を励みにがんばります。
井上雅貴監督
映画祭には様々な賞がありますが、観客賞は純粋な投票で決まります。ロシア国内の映画祭で「ソローキンの見た桜」を観客グランプリ特別賞に選んでいただけた事は、映画に関わった全ての人々と松山の皆さんの思いが強く伝わったと解釈しています。